アンジェラ・アキが12年ぶりに再始動。ミュージカル『この世界の片隅に』の音楽を担当
2014年に渡米したアンジェラ・アキが、10年経った今、ミュージカル音楽作家として日本での活動を再開することになった。〈日生劇場〉で5月9日より開幕したミュージカル『この世界の片隅に』の音楽を担当。そして、劇中歌を自ら歌い、リアレンジした楽曲も含む、全10曲からなる12年ぶりのニュー・アルバム『アンジェラ・アキ sings「この世界の片隅に」』をリリース。待ち望んでいたファンに向けて、「ただいま」と彼女が言っているようにも聞こえる。ミュージカル『この世界の片隅に』の音楽でもあるから、情景が浮かんで、これまた涙する。胸を鳴らす音楽を生み出すアンジェラ・アキは、36歳でアメリカの大学に入り直し、作曲を1から学び直したという。日本を飛び出し海外で学ぼうと思った理由やミュージカル音楽に懸ける想い、彼女の現在地などについて、長年彼女を知るバァフアウト!編集長・山崎が尋ねた。