新作『Letter』で音楽プロデューサー・JUVENILEが出会った、KIM DO GYUN(82MAJOR)という新たな才能
音楽プロデューサー、アーティスト、トークボックス・プレイヤー、DJなど、複数の顔を持つJUVENILEが、国内外のアーティストとフィーチャリングしたアルバム『INTERWEAVE』シリーズを経て、よりグローバルに視線を向けた『JUVENILE Global Project』を発足。第1弾の相手として白羽の矢が立ったのは、韓国のヒップホップ・ボーイズ・グループの82MAJORでメイン・ヴォーカルを務める、KIM DO GYUN(キム・ドギュン)だ。デジタル・シングルとしてリリース済みのバラード曲『Letter』は、J-POPベースのR&Bを主軸にしながらも、韓国語のラップ、JUVENILEならではの音楽的エッセンスなどが融合し、新しさとどことなく懐かしさも感じさせる。
作詞の参加だけでなく、18歳にしてこの曲を歌い上げたDO GYUNの歌唱力、表現力にも驚いた。恋人が手紙を残して消え去ってしまった主人公の悲哀や、在りし日の喜びを、大胆に、伸びやかに、切実に歌うのだ。
2つの才能が掛け合わされた『Letter』、完成までの道のりはどのようなものだったのか。JUVENILEと、この日初めて彼を「兄貴」と呼んだというDO GYUNに話を訊いた。