CULTURE

5月10日にデビューを飾るDXTEEN。フレッシュな6人が、デビュー直前の心持ちを語る

MAY. 8 2023, 7:00PM

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撮影 / 岩澤高雄(The VOICE MANAGEMENT) 文 / 上野綾子

5月10日に『Brand New Day』でデビューするDXTEEN。大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本 健、福田歩汰という17〜20歳であるメンバー全員にインタヴューをして思ったのは、6人が6人を補い、支え合っているということ。それぞれの強みを大いに頼り、活かす。互いへのリスペクトを強く感じ、なんて素敵なグループなのだろうと感じた。
大久保、寺尾、平本、福田の4人は、INIを輩出した2021年の『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』出演者。オーディションの後は事務所の練習生制度である“LAPONE BOYS”として練習を重ね、そこにダンスの経験を積んだ田中と、練習生として単身韓国に渡っていたこともある谷口が加わり1つのチームとなった。デビュー会見のお披露目時には、たくさんの記者に囲まれ、緊張とこれからの活動に目を輝かせていた彼ら。3月にはDXTEENとして初めてファンの前に立ち、パフォーマンスもおこなった。堂々とその場を楽しんでいる姿に圧倒されたのを覚えている。デビューという新たなスタートに立ち、航海を始める彼らを応援していきたい、そう心から思わせる6人だった。

バァフ 先日、プレデビュー・イヴェント『Hello! DXTEEN』で初めてファン方の前でパフォーマンスを披露されました。応援してくださる方を実際に目にして気持ちも高まったと思うのですが、いかがでしたか?

大久保 まだ余韻が残っています。最高過ぎる空間で。僕たちは歓声を浴びたのが初めてでしたし、DXTEENのファンが集まってくれているというそれだけで感動しました。ファンサ(ファン・サービス)も、「こうしたら喜んでくれるんだ」と、全部新鮮で嬉しくて楽しかったです。

バァフ みなさん思い思いにファンサされていて、いろんなところから歓声が上がっていました。

平本 歩汰なんか最後ね。

福田 投げキスしてしまいました(笑)。そしたら「キャー」って言ってくれて。

大久保 歩汰くん、嬉しくなっちゃっていたよね(笑)。

福田 (笑)ルンルンで帰った気がします。

田中 僕は、“田中笑太郎”と書かれた自分のボードを見つけて「うわぁ! 僕のファンの方がいる!」とびっくりしました(笑)。

バァフ (笑)本当に嬉しかったのが伝わります。でも、曲のパフォーマンスになると打って変わってすごくカッコ良くて。

谷口 イヴェントまでは、とにかく練習の日々でした。ダンスや歌唱はもちろんですが、僕たちは表情を大事に練習していて。よくやっているのは、1人が前から他の5人のパフォーマンスを見て、フィード・バックするという練習。「ここ良かったよ」とか「ここはこうしたらもうちょっと良くなるかも」と、表情のトレーニングもしていました。

大久保 自分のパートは表情管理できても、そうじゃなくなった時に崩れてしまうことってどうしてもあるんです。そういうところも気を抜かないように、端から端までをしっかり見ています。曲の初めから曲の最後までしっかり入り込んで表現することが大切なので、そのために表情にも細かくこだわっています。

バァフ デビュー前からそんな細かいところまで。本当にすごいです!

福田 ステージに向けて準備していく中で、気分的に落ちてしまう時もあったり、いろんなことがありましたが、その時の自分に言いに行ってあげたいくらい、ステージに立った時は幸せで、全身で感じられた幸せがありました。

バァフ 今後いろんな活動を重ねていく中で「デビューしたての頃の自分に伝えてあげたい」と思えるような出来事がたくさん待っているんじゃないかと思います。デビュー曲の「Brand New Day」はタイトル通り、イントロからワクワクするような楽曲です。

大久保 そうなんですよね。イントロのテンポ感がK-POPともJ-POPとも違う感じがして、可愛らしいなと思いました。爽やかな楽曲です。

谷口 あ、それ思った。テンポ感が良いよね。僕たち自身、準備しながら早くたくさんの人に聴いてほしくてたまりませんでした。ファンの方の前で披露することも想像しながら練習していて。

寺尾 途中で笑太郎が囁くパートがあったり、ところどころにポイントがあるのも聴いていて楽しいです。

バァフ 田中さんは歌い出しも担当されています。

田中 そうなんです。デモ音源を聴いた時に、率直に「僕が担当したいな」と思っていたら、任せてもらえて。メンバーも僕の声を褒めてくれたので、嬉しかったです。ちなみに曲の終わりも僕です!

谷口 初めて会った時にラップの曲を波留と一緒に見せてもらったんですけど、その時から特徴的な良い声やなと思っていました。笑太郎の良さがすごく出ているパートだと思います。

バァフ レコーディングの時に意識していたことは?

福田 パフォーマンスする時の歌い方とは違い、より細かいところまで、1つひとつのフレーズに意識を向けて歌わないといけないので難しかったです。自分なりに自分のパートをどうやったらうまく歌えるかを考えて。作曲家さんたちが狙う細かい部分だけでなく、自分たちで気付けるところは気付いて、より良いものにしていこうという気持ちでレコーディングは進めました。メンバーとは、1人ひとりどう思ったかを伝え合ったり、曲の捉え方を統一させて雰囲気がまとまるように話し合いもして。1つの良い作品を作れたので良かったです。

バァフ 完成したMVは、イヴェントの時にファンの方と一緒に観られたじゃないですか。スクリーンに向かっていたので、お顔は見えなかったんですが、勝手ながらみなさんの努力を思うとジンとくる時間でした。

平本 MVは2日間、いや、3日目の朝まで掛かって撮っていて。夜遅くまで撮っていたので、体力面でもキツいところがありましたが、完成を観ると、僕たちが韓国でやってきたことが全部詰まっていたように思えて。撮影期間もそうですし、その前の日々も。

寺尾 撮影は冬だったから頑張って暖かそうにしていたよね(笑)。

平本 そうそう、白い息が出てしまうから氷を口に含んだりして。

福田 直前までみんなストーブを囲んでいたよね。

大久保 懐かしい。みんなで話しているシーンは本当に他愛もない話をしていました。メンバーと一緒にいる時の自然に出ている笑顔が良かったなぁ。そういうものがMVに残っていて嬉しかったです。

寺尾 ダンスでいうと、太一くんが今ダンス・リーダーをやってくれていて、波留がディテールを一番見てくれているんです。健は振りの覚えが早いから振り入れしてくれたりと、僕はダンスが苦手なので、そういうところに本当に助けられています。

大久保 レコーディングの時は香信とか歩汰くんにアドヴァイスをもらってとそれぞれの良いところを頼っている感じです。

バァフ 補い合いながら。素敵なグループですね……。今のお話を聞くと、デビュー・シングルに収録されている「Sail Away」の歌詞がより沁みます。みなさんがこれから世に出て行くことを歌っている楽曲で、歌詞からも強いメッセージ性を感じました。

大久保 「Sail Away」は、ファンの方やスタッフ含め、「俺らで行くぞ!」というマインドの曲なので、僕たちも感情が入りました。

谷口 そういう想いに合った振りを事務所の先輩である、JO1の川尻 蓮さんが作ってくれたんです。パワフルな振りもあって、気持ちが入りやすいダンスで、ライヴでも、ファンの皆さんと一緒にその曲を楽しめる空間を作れたらなと思います。

田中 クラップも入っているので、一緒にクラップしてもらえたら嬉しいです。

バァフ 『Brand New Day』の曲を最近ずっと聴いていたのですが、この季節になると毎年思い出すんじゃないかなと思う作品になりました。みなさんにとっての思い出の楽曲ってありますか?

平本 僕は小学生の頃BIGBANGさんにハマっていて。ずっと聴いていた曲が「BANG BANG BANG」で、修学旅行の時にバスの中で流してもらうくらい好きだったんです。それを聴くと小学生だった時を思い出したりします。あの頃は暴れてたな〜とか(笑)。

大久保 暴れてたってヤバイ(笑)。

バァフ BIGBANG、聴いていたんですね! みなさんは世代的に若い方を聴いているかと思っていました。

平本 そんなことないですよ!

谷口 僕もBIGBANGさん聴いていました! 人生初のライヴが中学2年生の時のBIGBANGさんのライヴでしたし。で、僕はそのライヴ映像を今もずっと観ています。「こうなりたいと思ってここまで来たんだ!」と再確認するようなもので。初めて夢を持った感覚も一緒に思い出せるんです。それを観て、「もっともっと頑張らな」と思っています。

田中 僕は、NCT Uさんの「BOSS」という曲。韓国での練習生時代、月に一度成長を見てもらう時があって、そこで先生方から初めて「6人が1つになっている」という評価をいただけた曲なんです。そこから僕らも、チームとして1つにまとまってきたかも、と自信が付いてきて。今でも心に残る1曲になりました。

谷口 分かる!

大久保 それまで、「ダンスは上手くなっているんだけど、チームとして見た時に1つじゃない」っていう評価が何回かあったんです。どうすればいいのか悩んでいたんですけど、その月に初めてそう言ってもらえて。「BOSS」ってダンスも難しいですし、重低音なので、練習するのも1回1回気合いが必要で(笑)。でも、練習するにつれて1つになってきているのを感じられたので、どんどん好きになりました。よくお風呂に入っている時ランダムに音楽を流すんですけど、「BOSS」が流れたら「来た来た〜」と思います(笑)。

バァフ どういうことがきっかけでまとまりが出たのだと思いましたか?

寺尾 (田中と谷口の)2人が入ってきてくれたのが大きかったと思います。

平本 うん、そうだね。

寺尾 それまでも4人で頑張っていたけど、パフォーマンスとしてもチームとしてもどこか足りない感じもしていて。そこにピシッとハマってくれました。

大久保 まさにピースがハマった感じがあったよね。香信の思い出に残っている曲は?

寺尾 僕は、1曲を挙げるならGReeeeNさんの「オレンジ」。幼い頃少年野球のチームに入っていたんですけど、ある日大事な試合に負けちゃったんです。しかも僕のエラーで最後試合が決まってしまうという本当に悔しいやつで。その日は父が車で迎えに来てくれたんですが、僕はもう涙を堪えるのに必死で車内も無言で。そうしたら「泣きたい時は泣いてええんやで」と、涙を隠すために「オレンジ」を爆音でかけてくれたんです。それで思いっきり泣けたっていうことがあって。

一同 うわぁー! すごい!

福田 ドラマみたい、泣きそう。

寺尾 とっても思い入れのある曲ですね。

大久保 僕もいつかそんなカッコ良いことしたい!

平本 じゃあ俺は「BANG BANG BANG」を爆音でかけるか(笑)。

谷口 (笑)でも良いエピソードや。

バァフ 素敵なお父様です……。最後に、デビューまで間もなくなので、今のみなさんの率直なお気持ちを聞かせてください。

大久保 デビューに向けて、さらに成長します! 5月10日にはより進化した姿をお見せできるように、そしてこれからも成長し続けるグループになれたらと思います。

谷口 デビューはスタートなので、もっとDXTEENとして変化を見せられるグループになっていきたいです。あと、僕たちの素の部分ももっとたくさんの人に見ていただけたら嬉しいです。『YouTube』コンテンツもぜひ観てください!

寺尾 ここからは、より頑張らないといけない道だと思うので、常にチームの目標である「全力でやる」を頭に置いて、どんなことにも全力で取り組めていけたらと思っています。

田中 DXTEENみんなでパワーアップし続けて、J-POP界に新しい風を起こしていきたいです!

平本 デビューまで少しずつ楽曲も世に出ていきます。1つひとつの曲に合った僕たちの違う一面、色々な曲の中で変わっていく僕たちも楽しみに観ていただけたらと思います。

福田 デビュー前から、ありがたいことにいろんな活動をさせてもらえていて。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今のこの気持ちを忘れたくないし、僕たちも期待に応えられるように、あとはこの6人で、長く愛されるグループになりたいです。

 

……最後までワイワイお話してくださったみなさんですが、インタヴュー後、レコーダーの中に、以下のヴォイス・メッセージが残されていました!

「ファンのみなさん、大好きです!」(大久保)

「泣きたくなったら、僕たちの曲を爆音で聴いてください!」(平本)

INFORMATION OF DXTEEN

『Brand New Day』

5月10日発売

〈LAPONE Entertainment〉

デビュー・シングルの発売を記念して、各CDチェーン店にてコラボキャンペーンが決定! 詳細は各特設サイトをご確認ください。また、6月18日に〈さいたまスーパーアリーナ〉で開催される、K-POPフェスティバル『2023 DREAM CONCERT in JAPAN : Hello, My Friends!』への出演も決定。

 

【WEB SITE】
https://dxteen.com

【Instagram】
@dxteen_official

【twitter】
@official_DXTEEN

【TikTok】
@official_dxteen

【YouTube】
https://www.youtube.com/@DXTEEN

PRESENT

 

大久保波留(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)
田中笑太郎(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)
谷口太一(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)
寺尾香信(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)
平本 健(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)
福田歩汰(DXTEEN) サイン入りチェキ(2名様)

 

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