10周年を迎えたI Don’t Like Mondays.が目指す、理想の世界観とは? EP『FOCUS』から紐解く10年の軌跡とこれから
今年、10周年を迎えたI Don’t Like Mondays.。DTMで制作されるお洒落でダンサブルなサウンドは度重なるディスカッションのもと緻密に作り込まれており、構成される音の1つひとつをじっくりと堪能したくなる職人気質のアーティストだ。手掛けるジャンルの幅広さもファンを魅了してきた要素で、今年1月にSnow Manへ楽曲提供した「LOVE TRIGGER」(岩本 照主演ドラマ『恋する警護24時』の主題歌)は大ヒット・ナンバーに。すっかりお茶の間にもその名を馳せることとなり、10年目にして勢いは止まることを知らない。
周年を機にリリースされるEP『FOCUS』は、そんな彼らが“10年目を迎えた今だからこそ挑戦したいこと”が詰まった1枚。制作に至った経緯を聞くと、前作のアルバム『RUNWAY』がヒントになったというが、「実はやりたいことがすべて収まった訳ではなくて……次で完結するかな」と、すでに次作を見据えた話も聞くことができた。今回は『FOCUS』を中心に、彼らが辿った軌跡にまで迫る。