INTRODUCTION

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RIHITO ITAGAKI

板垣李光人

INSTAX mini Evo(FUJIFILM)

JUL. 19 2023, 12:01PM

撮影 / TISCH
スタイリング / 石井 大
ヘア&メイクアップ / KATO(TRON management)
クリエイティヴ・ディレクション&文 / 堂前 茜

GALLERY

02

PHOTO GALLERY

PHOTOGRAPHS BY RIHITO ITAGAKI

「自己表現のプロセスをイメージしています。⑤のタイトルは、『アイデンティティの吐瀉』。①〜②はスマホで撮影した画像を『INSTAX mini Evo』アプリでモノクロに加工して、③は色ずれのレンズ・エフェクトを使用。④は自分で描いた原画より彩度を上げてプリントしました。上から書いた言葉は、自分の本当に好きなものだけを見つめる、みたいな意味で、フランス語です。語感が好きっていうだけなんですけど(笑)」

INTERVIEW

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RIHITO ITAGAKI

板垣李光人

俳優・板垣李光人が描くイラストや彼が発する言葉の感性の豊かさに魅了されていた。もっといろんな表現を見てみたい。ということで、本誌で連載している「INSTAX mini Evo」がリニューアルするタイミングで、チェキを使った板垣ディレクションによるページを依頼。使用している風景も撮らせてもらったが、彼の中に迸る表現への情熱を肌身で感じられただけでなく、「こんなチェキの使い方があるんだ」という発見もあり、とても有意義な企画となった。バァフアウト!の誌面インタヴューでは出演中の大河ドラマ『どうする家康』についても訊いているので、そちらもぜひチェックしてみてほしい。

新しい発見ばかりでした

バァフ 「INSTAX mini Evo」、使ってみていかがでしたか?

板垣 個人的には、二重露光のレンズ・エフェクトがすごく好きで。重ね順を変えて撮影しても雰囲気が変えられるので楽しいです。

バァフ 前ページのチェキ⑤⑦だと?

板垣 1枚目にセルフィー、その次にイラストをそれに合うように重ねて撮った感じですね。イラストはパソコンで描いているんですが、去年くらいから、自画像を描き始めたんです。ゆくゆくはNFTとして出していこうかなって。

バァフ イラストのタッチが昔と違いますよね。今は抽象画っぽいモード?

板垣 自分自身を鏡で見た時の環境や時間帯によって光や色の感じも違うし、自分の今の精神状態によって見える色や雰囲気が変わってくる。写実的に描くよりは、色と空気感の方を感じ取って描くと目はただの丸になったりして。

バァフ 色が綺麗なものばかりで……④だけ見るとお花みたいに見えます、これは何ですか?

板垣 これはちょんちょんって描いたんですけど、吐いているところなんですよ。⑤のタイトルは、「アイデンティティの吐瀉」です。そういうのをあえてこういう豊かな色にするのが好きです。

バァフ 吐いているのに⑤で板垣さんが少し上を向いているのがいいです。板垣さん、言葉のセンスも独特だと思うのですが、そういうのはどういうところで培われたのだと思います?

板垣 どこら辺ですかね。わりと読む本が江戸川乱歩や夢野久作だったりするので、ちょっとした言葉遊びをしたくなるのかもしれません。あと、言葉をどうせ使うのだったら、やっぱり自分の思う綺麗な形で使いたいなと思うので。

バァフ 日常生活においては、チェキはどういう時に使われましたか?

板垣 〈ディズニー〉に行った時とか。スマホの画像も出せるのがいいですよね。本当に使いやすかったです。エフェクトはもちろん、フレームの色の種類も沢山あるのと、スマホで撮ったのとEvoで撮ったので色の出方の感じも違うので、組み合わせが何通りもできるのが楽しかったですし。正直自分は、細かい機能までは全然使い切れていなくて、二重露光と色ずれのエフェクトを使ったんですけど、他にもミラーとかいっぱいあるじゃないですか。いろんなことをやれる可能性がまだまだ沢山あるなと思いました。新しい発見ばかりでしたね。

バァフ 板垣さんはデジタルカメラも使われますが、どういう違いを感じましたか?

板垣 デジカメで撮ったものを紙に出すとその画像がそのまま出てくるじゃないですか。でもチェキだと、撮った時と出した時の質感が全然違ったりするし、先程も言いましたけど、フレームの種類が多い。スマホの中の画像をプリントできるのも便利だなぁと思いました。

INFORMATION OF RIHITO ITAGAKI

大河ドラマ『どうする家康』が〈NHK総合〉にて毎週日曜、夜8時より放送中。グルーミングツールブランド〈AUGER〉から、ブランドアンバサダーの板垣李光人プロデュースの「 AUGER マルチユーズブラシ」が発売中。

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INFORMATION OF INSTAX mini Evo

10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトで100通りの多彩な表現を可能にする「INSTAX」シリーズの最上位モデル「INSTAX mini Evo」の新色「Brown」がリリース。現行色の「Black」と共に、充電用端子に「USB Type-C」が採用され、さらに使いやすさが向上している。「INSTAX mini Evo」はスマホの画像をプリントすることはもちろん、プリントした画像をスマホに保存することもできる。フィルムへの露光密度が従来機種の2倍になることで高画質のプリントを実現、ダイヤルやレバーによるアナログな操作感やクラシックなデザインを含めて、チェキの最高傑作なのは間違いない。

28,600yen(税込)
※当社調べ

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