FEATURE

鎮座DOPENESS

鎮座アー写.jpgテキスト 堂前 茜


 アンダーグラウンド・シーンを中心に活躍してきたラッパー・鎮座DOPENESS—
“ヒップホップ界の天然記念物的珍獣”とか“宇宙人ラッパー”と評されたりしている―-が、9月16日にリリースされたアルバム『100%RAP』でメジャーへとそのフィールドの場を広げ、ソロ・デビューを飾った(ちなみに今月15日に行なわれたリリ・パも素晴しいステージで、中でもライヴ・セットではそこにヒップホップの新たな可能性を見出すこともできた)。SKYFISH、EVISBEATS、DJ YAS、HIFANAのJuicy☆MamaとKEIZOmachine!、桜井 響などが参加した本作で彼は、既存のフォーマットとはかけ離れたそのフリーキーなラップ・スタイルを活かしつつもあえてそれを全面には押し出さず、“歌心”さえも感じる、あくまで“日常生活”と地続きなラップを披露している。凄く自然で、カッコいい(かつ、やっぱり面白い)。そんな彼に、ラップを始めたきっかけや、アルバム完成に至るまでの話を訊いた。



「これはダメ」、「これはいい」っていう聴き方をしていると、表現したいことも狭まってきちゃうんですよね

barf 遂にソロ・デビュー・アルバムという感じですか?
鎮座 そうですね。音楽はずっと、高校の頃からバイトをしながらマイペースにだけどやっていたので。親も以前は、「何やってんの?」みたいな感じだったんですけど、「音楽やってるよ」とようやくちゃんと言えるようになったというか。
barf 高校の時からヒップホップですか?
鎮座 ラップから、音楽を好きになったんですよね。で、高校に入って、あまり詳しくはないけど普通にラップが好きだっていう奴とユニットを組んで。それが今もやってるHAGURETICですね。僕、調布生まれの府中国立育ちだから、ちゃんとしたレコードを買うなら渋谷まで行ってましたけど、国立にも〈ディスクユニオン〉があったので、そこでも買ったりしていて。なんかDJブームみたいなのがきて、いきなりヒップホップのレコードとかがバーッと置かれるようになって、ラッキーでしたよね。
barf 何でヒップホップに、最初にガツンときたんですか?
鎮座 僕が中学校の頃に日本語ヒップホップが流行り始めたんですけど、その時バスケットボールとスケボーをやっていて、で、どっちのヴィデオを観ても、ヒップホップがかかってたんですよ。それで、「すげぇカッコいい音楽だな」って思って、CD屋に買いに行った記憶がありますね。それのコンピとかも出ていたので。で、今度はレコードの方にいって……。日本人で最初にガツンときたのは、スチャダラパーだったと思います。凄く好きで。「今夜はブギーバック」が流行ったのは、僕が中2の頃でしたね。『WILD FANCY ALLIANCE』とか、未だに聴きますからね。歌詞も音も面白くてカッコよかったから。
barf 洋楽とかも聴いてました?
鎮座 も、聴いてましたね。ヒップホップはなんでも。ただ、THA BLUE HERBが出てきた時、周りでヒップホップやってた奴らのスタイルが、一本化しちゃって。みんなTHA BLUE HERBみたいな。で、「寂しいなぁ。俺、あれできねぇしな」って(笑)。正確に言うと、自分の目指す感じとは違う、というか。みんながそうだったという空気も面白いと思えなかったし……。や、THA BLUE HERB自体は凄くカッコいいんですよ? あれはほんとTHA BLUE HERBしかできないし。それで、ヒップホップ以外の音楽もまた聴き出したんですよ。忌野清志郎さんとか、タイマーズとか、ピストルズとか。ジャンルを限定して聴いていた時期もありましたけど——「ヒップホップはこれしか聴かない」っていうような——けど、これやってると息詰まっちゃうんだろうなって思って、そこからは何も考えずいい音源をひたすら聴いてましたね。
barf じゃあポップスとかも?
鎮座 はい。元々、中学校の頃はジャミロクワイも好きだったし、サニーデイサービスとかも好きだったので、聴き方がそこに「戻った」って感じですかね。
barf きっかけがあったにせよ戻ったのは、一度戻る必要があったのかもですね。

鎮座 そう、段々と、「これはダメ」、「これはいい」っていう聴き方をしていると、表現したいことも狭まってきちゃうんですよね。ストイックになってきちゃって。当時、自分自身も息が詰まってたし。「これはほんとに俺がやりたかったことなのか?」っていうと、「違うな……」みたいな。ラップ以外の歌モノも好きだし……だから、歌を歌う時の“気持ち良さ”と、ラップをやる時の“気持ち良さ”を、一緒にしたいなぁって感じるようになったんですよ。
barf それがいつくらいだったんですか?
鎮座 03年の時だから、22、3歳の時ですかね。
barf リスナーとして、一周して戻る、みたいな聴き方の時期はあると思うんですけど、割と早くないですか?

鎮座 もしかしたらそうかもですね。要は、実感できたっていうところが一番デカかったんじゃないですかね? 自分はこういうのが好きなんだ、と。で、それを自分の表現に変換することが、可能なんじゃないかな?って、実感できた。そのためにはTHA BLUE HERBの存在っていうのはデカかったし。自分を見直すチャンスでもあった。


俺の作品を聴いて、逆に「俺はこうやりてぇな」とか「こんなんでイイんだ」とか「これだったら俺ももう少し続けてみよう」って感じになればと

barf どういう音楽をやりたいか、どんなスタイルでやりたいか、それらに関して当時からイメージしていたことはありますか?
鎮座 当時、なるだけ分かりやすい格好の付け方はしたくないなって思ってました。格好つけるっていう行為をなるだけ自然にできる、というか。何かを見ていても、「もうちょっとこうした方がいいんじゃねぇかなぁ?」って思う部分を自分に置き換えたりして。あとは、人間的にそんなに無理しない、性格的に無理しないスタイルでやりたいとは思ってましたね。なんて言うか、ヒップホップって日本で突如現れて、先行するイメージが良くない面もあったと思うから。
barf というと?
鎮座 僕はもうちょっと、いろんな人に可能性を見出してもらえるような感じのヒップホップをやりたいなと思ったので。みんなカッコいいと思うんですけど。だから俺の作品を聴いて、逆に「俺はこうやりてぇな」とか、「こんなんでイイんだ」とか、「これだったら俺ももう少し続けてみよう」って感じになればと。
barf アーティストとしてもリスナーとしても、色々と見たり聴いてきたことで、周りの状況を客観的に見つつ、自分の表現を突き詰めることができた、と。
鎮座 うん。その人と同じことはできないですから。だから、自分の好きなものがそのまま自分のスタイルになるんだなぁって思ったのが、22、23歳以降。24歳くらいからが、多分今のスタイルを作る上で、一番キー・ポイントだったと思いますね。「もうちょっと開いてやろう」っていうか、「ウダウダ考えているより行動しよう」って。で、ライヴをする場所もなかったから、HAGURETICで、路上ライヴを始めるんですよ。でも、ヒップホップを聴いている人は、なかなか通らないんですよね(笑)。奥さんとか、その子供とか、会社員のお父さんとかしか通らない。そうすると、やっぱりその奥さんとかが、どういう部分に反応するのかな?って、考えるじゃないですか。そうすると、使う言葉が変わってくる。それが一番の実践でしたね。あとは、実感ができたってことがデカイですね。「ヒップホップってすげぇ強力なものなんだけど、すげぇマイノリティだから、(やってる人聴いてる人以外は)ココは聴かないよなぁ」っていう部分が分かる。そうしてやっていくと実感が湧いてきたし、さらに作品を作る時に役立つんじゃないかな?って思ってましたね。そこには嘘はないし。
barf 今のスタイルは、そうやって確立されてきた訳ですね
鎮座 そうですね。たまに俺の事を知ってくれている子とか、偶然通ったりもするんですよ。で、喋っているうちに、向こうもラップをやってる子だったりして、一緒にラップを始めたり。ダンスをやってる子だったら、俺がかけた音楽に合わせてダンスを踊ってくれたりとかして。「楽しいなぁ」って(笑)。
barf もうちょっと具体的に、今のラップができるまでの経緯を言うと?
鎮座 向こう(海外)の人が自然にラップするように、ラップをやりたいなぁって思ってて。そのために、例えば友達がいたら、ターンテーブルでそいつが適当に色んなジャンルの音楽を流してくれて、それに合わせてどんどんフリースタイルをやったり。そういうのはやってましたね。けど、それでも聴くものは清志郎さんだったりとかして。すると、要は、ずっとやり続けてると、ヒップホップっぽい言葉が出て来なくなるんですよ。だからもう、ありとあらゆるものを使うしかない。それで、ああいうフリースタイルが出てくるようになったのかな。
barf ヒップホップのみを聴いてきたら、こういうスタイルにはならなそうな。
鎮座 あとは、ロックを始めてからヒップホップになった人と、ヒップホップから違う音楽をやるっていうのも、また出方が違うと思うんですよね。でもまぁ、俺が思うに、ほんとに好きだって思ったものを超大事にした方がいいなって。食べ物でも何でもいいから。それは紛れもない事実だから。どんなジャンルでも。「好きこそものの上手なれ」ってよく言いますね、ほんと(笑)。
barf (笑)で、今回のアルバム、どういうふうに制作していったんですか?
鎮座 制作は……なんとなーく音を集めて、なんとなーく作って、なんとなーく悩んで。だから後半、時間がなくなって焦るみたいな(笑)。
barf トラック・メーカーはどうやって選んだんですか?
鎮座 やっぱり友達のトラック・メーカーとか、あとは好きなアーティストにお願いしましたね。
barf 好きなトラック・メーカーに共通項はあります?
鎮座 みんな人がいい。まず人間的に凄くイケてるっていうことですかね。今一線でやっている人は、ほとんど人間的にいいと思うんですけど。
barf どういう発注の仕方をするんですか? 例えば。
鎮座 ある程度具体的に(発注を)しましたね。「MOGU MOGU」(EVISBEATS)だと、「『みんなのうた』とか、『ポンキッキー』の歌のハイブリットなヤツを作りたい」って言って。それで、サビはその場で作って、〈何か美味いもんでも食おう〉っていうラインがあって、それで、大阪に行った時に、EVISBEATSと作って。「お願いしまーす」って言って、で、戻ってきて、ラップを入れて。メールでのやりとりは何回かやりましたね。歌詞も何十回って書き直したし。もうとにかく、完璧にずっと残るであろうものを作りたかったから。
barf 〈何か美味しいもんでも食おう 冴えない気分に翻弄されてるなら〉、〈よく噛んで よく噛んで 噛んで〉って、要はそういう曲だと思うんですけど(笑)、自分自身のことについて、ラップしているようにも聴こえます。
鎮座 (笑)すげぇちょうど、落ち込んでた時期でもあったんで、色々と……。でも、全体的に暗いトーンになるのは嫌だったし……けどこのアルバムの制作中はほぼ、俺は暗かったと思うんですけど。自分に言ってますねぇ(笑)。
barf (笑)。
鎮座 ただ、90年代の日本のレゲエの人達の感じも見習って、明るい歌なんだけど、トーンはちょっと落ち込んでたり、怒ったりしてるっていう事はやりましたね。あと、一番直接的じゃないですか。「食べて、美味いってなって、気分が晴れる」っていうことは。一番の健康法っていうか、薬になると思うから。
barf トラックの方も食べて行く、じゃないですけど、取り込むっていうか、どんどん浸食していくようなラップですよね。飲み込む感じがあるというか。
鎮座 けど、僕に対してフリースタイルのイメージが大きい人が多いだろうから、きっと今回のアルバムが出たら、その要素が凄く少ないから、嫌がる人もいるかもしれないですよね。けど、自分の中でとりあえず筋を通したかったんで。
barf 筋っていうのは?
鎮座 歌詞のトピックに関しては色々と新しいアプローチをしているし。ヒップホップっていうよりも、日常に近い感じで歌うっていうか。今の時代、革命とか主張の効力が多分弱いと思うんですよ。インターネットもあるから、すぐ裏が取れちゃう。やっぱり、「実感できるものが全て」だから、そういうようなアルバムにしたいなと思っていたので。
barf リリックにちゃんとリアリティーを持たせるっていう?
鎮座 そうです。フリースタイルは流れてくものだから、何言ったっていいけど。だからフリースタイルを聴きたいんだったら、普通にタダで〈You Tube〉を聴けばいいし、路上にくれば聴ける訳だから。これは、形の中に収まっていくものだから、アーティストとして自分が実感できるものにしたいと思って作ったから。そこに関しては、120%表現できていると思います。


このアルバムが嫌だなって思われても、多分ライヴで100%それを返せる自信がある

barf 特異な面がフィーチュアされていることが多いと思うんですけど、もちろん声質含めて非常に独特だと思うんですけど、ちゃんと両方がありますよね。日常生活をちゃんとベースにした感覚と、さっき言った特異な面と。その中間をやろうとしているのかなっていう気が、このアルバム聴いて思いました。
鎮座 それが作りたかったですね、普通に。結構僕は考え過ぎてます。
barf 天然な要素の方がもっと大きいかと思ったら(笑)。
鎮座 まぁフリースタイルは考えなくて楽で良いですよね。もう思ったまんま。これはみんな誰でもできると思います、好きであれば。もう、「どんだけ好きなんだ?」っていうくらい、あれは好き合戦になってるから(笑)。
barf 「HIPHOP IS」で、〈チェケラ鎮座ましまして dopeness何の因果かこうして rapしとるわけだがこれが 如何して中々やめられない〉ってありますね。
鎮座 「HIPHOP IS」のトラックはDJ YASさんですけど、これまた凄くフラットでいい人。YASさんとできるのは嬉しいし、だから、「ヒップホップ演歌」みたいなヤツを作りたくて、〈父ちゃん母ちゃんいつもの忠告 ありがとさんでも息子のlife これしかねーかも〉ってラインは、その辺の現れですね。多分、みんなその辺は想像しなかったんじゃないかな?と。HIFANAみたく、ハイファイな音がガッチリと組まれてて、もうフリースタイルみたいにフニュフニュしたヤツで全部来ると思ったんじゃないかな? けどそうじゃなくて、YASさんやEVISBEATSみたいなのもいるっていう、この2つの軸がまず重要だったんです。「MOGU MOGU」があって「HIPHOP IS」があって。この2つからまずお願いしたので、トラックは。
barf 今はまだ(HIFANAだと)Juicy☆Mamaの「乾杯」しか聴けていませんけど、凄いハイファイ。相当タイトなんだけど、カッコいいトラックですよね。
鎮座 Juisy君とか、HIFANAとやる時は、近い人でもあるし(レーベルメイト)、喋りながら。「こういう感じにしたいなぁ」とか。まぁ大変でしたけどね。「乾杯」とか、ヴィデオ系(PVにするトラック)は大変でしたね。
barf ハンドクラップも全部打ち込みで?
鎮座 そうです。Juicy先生が。HIFANA2人が別々にやってくれているっていうのが凄くいいですね
barf でもさっきおっしゃったみたいに、想像を覆す作品ですよね。1曲目が高田 蓮さんプロデュースっていうのも意外だったし。ほんといいアルバムです。
鎮座 ほんとですか? 凄く嬉しいですね。
barf やっぱり割と、「求められるもの」を、どこか意識してしまうところってあるじゃないですか、多分。
鎮座 うん。でも、そこに自分が実感湧いてなかったら、求められてやっても、意味ないなって。多分、僕が居心地悪い顔をしているものを聴いても、みんなしょうがないだろうし。もしこのアルバムが嫌だなって思われても、多分ライヴで100%それを返せる自信があるから、それだけっすね。ライヴがとにかく好きだから。
barf ライヴの面白さは特にどんなところが?
鎮座 失敗もあれば解放もあるから、ですかね。ほんとに「実感できる」って事がデカイと思います。聴く人が目の前にいて、盛り上がる、盛り上がらないって、録音のものとは充実度も違うし。「あと1週間、俺はこのまま生きていてもいいんじゃないか?」って思えるような実感があります。
barf それにしても、声というか発声というかイントネーションというか。独特ですよね。資料にも、「宇宙人ラッパー」とありますし。少し妖怪っぽい。
鎮座 ほんとですか(笑)。そこまで言われちゃった(笑)。
barf いや、もちろん悪い意味じゃなくてですけど。
鎮座 自分ではカッコいいと思ってても、「気持ち悪い」って言われたりします。
barf (笑)あの、リリックはじゃあ落ちてるモードが割と入ってます?
鎮座 そうですね。落ちてる時もあれば、スッと抜けた時に書いたものもある。「MOGU MOGU」はすげぇ時間かかりましたけど、1日でできたものがほとんどです。あと、まず絶対、親に聴かせたいっていうのがあったから。親にも歌詞の内容を納得させられるようにしようっていうのはありましたね。
barf 親や、ヒップホップを聴かない奥さんとかに?
鎮座 めちゃめちゃありますよ。ほんと、全然興味なさそうなおじいちゃんが道で止まって、こっちに歩いてきて、超真顔で感動してくれたりとかしたから。それ絶対誰もやってないだろうなって思って。ファンをゲットするっていうよりも、通りすがりの人が「なんかいいなぁ」って思って帰っていく事の実感。お金にならないけど、そういうの、いいですよね。
barf そもそも狭いところに向けて作っていないですよね。
鎮座 うん。ヒップホップの村の男の子たちが、ずっとストイックに生きているのか?っていうか、ヒップホップを聴き続けて、そういうスタイルを貫き通して生きてる奴もいるだろうけど、万人がそうではないし、俺自身も実際そうだから。B-boyで居続けるっていうところを違うところにも持っていかないと、ただ狭くなる。誰でもそうだと思うんですけど。ロックをやってる人でも。置き所間違えたら多分、ストイックで暑苦しいものにもなっちゃうし。とにかく風通しは良くしたかったんで、俺の作品は。自分自身に暑苦しいのは、それは仕方がない事だけど、聴く人が全部背負わなくても言いわけだから。
barf 親にも十分聴かせられる作品になりましたね。
鎮座 「ちゃんと俺の表現で出来たよー」って言える作品になりましたね。でもほんと、みなさんの協力がなきゃ、できなかったことです、ほんとに。
barf “実感”が一つのキーワードとしてありましたね、今日の話。
鎮座 それがいわゆるヒップホップのリアルっていう事になるんじゃないかな?って思います。俺の解釈ですけど。「自分が実感できたか、できてないか?」だけ。あと思うのは、俺が10代だった時より、今からヒップホップをやり始めるって子は、かなり自由にできると思うんで。今のヒップホップのシーンもアーティストも凄く好きなんですよ。逆に、俺を見て楽になる人もいるんじゃないかな?と思って。「ハスリング・ラップできねぇ」みたいな奴がやってる訳だし(笑)。いろんなスタイルでみんながやり合うってのが、一番いいですよね。(8月19日/六本木にて)

鎮座ジャケ.jpgのサムネール画像             『100%RAP』
             鎮座DOPENESS
             発売中
             〈W+K東京LAB / EMIミュージック・ジャパン〉
             
www.chinzadopeness.com
             
www.myspace.com/chinzadopeness

 

 

MOGUMOGUキャプチャ.jpg

 「MOGU MOGU」
 
 「MOGU MOGU」のは、河童になった鎮座が主演するアニメーション・ミュージック・ヴィデオ。ある日沈んだ気持ちでいた鎮座河童が、元気を出すために、美味しい食べ物を求めて冒険へ出るストーリー。途中で様々な食べ物が化けたようなクレイジーなキャラクター達と遭遇し、鎮座河童は彼らと一緒に騒ぎ、最後は食べてしまう。このミュージック・ヴィデオは、昭和のアニメからヒントを得て作られたそうだ。ファンタジスタ歌麿呂が、〈NHK〉の『みんなのうた』と、現代的なグラフィック漫画を融合させたようなスタイルで描き、「可愛い」、「不思議」、そして「グロテスク」の間の微妙な境界線上にあるような仕上がりになっている。
 
 
 

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 「乾杯」
 
 「乾杯」は、人気歌手に扮した鎮座が、自分の歌番組で、何十年にも渡って同タイトルの曲を歌うというストーリーのヴィデオ。時代が変わるにつれて、衣装やセットが変わり、サプライズ・ゲストが登場。「上品さ」と「ヒップホップ」という鎮座の2つの面を交互にクロス・オーヴァーさせながら、最後まで進んでいく。伝説のパフォーマー、故・植木等の「スーダラ節」へのオマージュとして、不朽の酒飲みの歌「乾杯」を鎮座流のモダン・アレンジで見事に歌いこなしている。


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